Qrevo Curv の「乾燥しない」は、最初に三つへ分けて考えると原因を絞りやすくなります。①乾燥そのものが一度も始まらない、②乾燥は始まるが途中で終了する、③最後まで動作するのにモップクロスが十分に乾かない、の三つです。Roborock の Qrevo Curv 公式マニュアルでは、自動乾燥がアプリで無効になっている場合、ロボットが乾燥中にドックから離れると処理が早く終了すること、湿度が高い環境では乾燥時間を長くすると改善しやすいことが示されています。また、モップ洗浄や清掃後に必要に応じて乾燥が始まり、アプリから手動で開始・停止できることも記載されています。したがって、いきなりドック内部のヒーターやファンの故障と決めつけず、設定、開始条件、ドックから離れていないか、手動開始が可能か、湿度と時間の順に確認します。 夜間だけ始まらない場合は DND も確認します。Qrevo Curv のマニュアルでは、DND 時間帯に乾燥を許可するかどうかを設定できます。
この症状に当てはまるか確認
- モップ洗浄後に自動乾燥がまったく始まらない。
- 乾燥は始まるが、ロボットがドックを離れたあとすぐに終わる。
- 乾燥時間が終了しても、特に湿度の高い日にモップクロスがまだ湿っている。
- アプリの手動乾燥は動くが、自動では開始しない。
考えられる原因
Roborock アプリで自動乾燥が無効になっている。
モップ洗浄・清掃後の有効な乾燥開始条件がまだ成立していない。
乾燥中にロボットがドックを離れた、または別操作で処理が終了した。
室内湿度に対して設定されている乾燥時間が短い。
DND 時間帯の設定で乾燥が許可されていない。
設定・開始条件を確認してもドック側の乾燥制御が開始できない。
観察結果から次の手順を決める
| 観察した状態 | 意味 | 次に行うこと |
|---|---|---|
| 自動乾燥または DND 中の乾燥許可がオフ | アプリまたは静音時間帯の設定で自動乾燥が抑止されます。 | 乾燥を有効化し、DND を確認してから新しいモップ洗浄後に再テストします。 |
| 手動開始はできる | 乾燥状態へ移行する機能自体は動いている可能性が高いです。 | 自動乾燥設定と洗浄後のトリガーを重点的に確認します。 |
| 乾燥中にロボットがドックを離れる | 公式マニュアルでは乾燥が途中で終了する条件です。 | 新しい清掃を開始せず、ロボットを動かさない状態で再試験します。 |
| 最後まで動くが湿っている | 開始不良ではなく乾燥効果・時間の問題です。 | 湿度が高い場合はアプリで乾燥時間を長くします。 |
| 自動も手動も開始しない | 設定と通常の開始条件だけでは説明しにくい状態です。 | アプリ画面とドック状態を記録し、Roborock サポートへ相談します。 |
順番に確認する手順
まず「始まらない」「途中で止まる」「乾きにくい」を分ける
Roborock アプリを開き、乾燥が一度も開始しないのか、いったん開始してから途中で終わるのか、それとも設定された時間まで動作しているのにモップが湿っているのかを確認します。この分類をせずに設定を変更すると、原因が分からなくなります。たとえばロボットがドックを離れたことで終了した場合は、乾燥ファンが故障した証拠ではありません。反対に、最後まで動いているなら、開始機能ではなく時間や室内湿度を比較するべきです。
アプリで自動乾燥が有効か確認する
Qrevo Curv の公式トラブルシューティングでは、自動乾燥が開始しない場合にまずアプリ設定を確認するよう示されています。ドック関連の設定を開き、自動乾燥がオンになっていることと、現在の乾燥時間を記録します。オフだった場合はオンにしたあと、過去の清掃結果ではなく新しいモップ洗浄または清掃で試します。設定だけの問題なのに初期化や再マッピングを行う必要はありません。 さらに DND の時間帯と、その時間内に乾燥を許可する設定を確認してください。夜間だけ失敗するなら、同じモップ洗浄を DND 外で一度比較します。
モップ洗浄または清掃で有効な開始条件を作る
公式マニュアルでは、モップ洗浄後または清掃後に必要に応じて乾燥が始まると説明されています。短い水拭きタスクやモップ洗浄を実行し、ドックに「乾燥を開始する理由」がある状態を作ります。モップを使っていない、洗っていない場合は、自動乾燥が始まらなくても異常とは限りません。この試験では他のドック設定を同時に変更せず、洗浄後に自動開始するかだけを観察します。
乾燥中はロボットをドックから動かさない
Roborock は、乾燥中にロボットがドックから離れると処理が予定より早く終了すると記載しています。試験中に別の清掃を開始したり、手でロボットを持ち上げたり、乾燥を停止する操作をしないでください。開始時刻を記録し、同じ条件のまま最後まで観察します。途中で終了したときは、先にロボットが離れたのか、ドックが自分で停止したのかを区別すると、不要なハードウェア判断を避けられます。
アプリの手動開始を一度だけ機能テストに使う
Qrevo Curv のマニュアルでは、アプリから乾燥を手動で開始または停止できます。自動開始しない場合、洗浄後の状態を確認してから一度だけ手動開始を試します。手動では開始するなら、ドックが乾燥状態へ入る機能自体は働いており、自動トリガーや設定側の疑いが強くなります。手動でも開始しない場合は、リセット前にアプリ画面、ドック表示、エラーメッセージを保存してください。
湿度が高いときは乾燥時間を延長する
乾燥が正常に始まり最後まで動作するのにモップクロスが湿っている場合は、「開始しない」問題から「乾燥効果」へ診断を切り替えます。Roborock は湿度が高い環境ではアプリで乾燥時間を長くすることを推奨しています。変更するのは時間だけにして、同程度に濡れたモップを洗浄したあと、ロボットをドックに置いたまま再度比較します。外部ヒーターやドライヤーをドックに向けるのは避けます。
条件を固定した結果をサポートへ渡す
自動乾燥がオン、直前に有効なモップ洗浄があり、ロボットがドックから離れず、それでも手動開始を含めて乾燥が始まらない場合は、サポートへ相談できる状態です。設定画面、ドック状態、表示されたエラーを送ります。手動なら動くが自動だけ動かない場合は、その差を明記してください。乾燥は動くが効果が弱い場合は、使用した乾燥時間と室内湿度の目安を伝えると、制御不良と環境要因を分けやすくなります。
自動乾燥が有効で、直前にモップ洗浄または清掃という有効な開始条件があり、ロボットがドックに留まっているのに、自動でも手動でも乾燥が開始しない場合は Roborock へ相談します。手動だけは動くなら「自動トリガーだけ失敗」と明記します。最後まで動作するのに乾きにくい場合は、設定した乾燥時間と室内湿度を伝えてください。ドックの温風経路、ヒーター、ファンを分解したり、外部から熱を加えたりしないでください。
メーカー資料
Roborock Japan – Qrevo Curv サポート/取扱説明書
日本語版では Roborock Japan の Qrevo Curv サポートページを地域向け資料として使用します。自動乾燥の具体的な判定条件は Roborock の Qrevo Curv 公式マニュアル/Common Issues に基づきます。CE マニュアルは欧州言語中心ですが、同じ Qrevo Curv の乾燥設定・ドック離脱・湿度に関する公式トラブルシューティングとして参照し、地域保証や電源仕様については日本の案内を優先してください。 夜間だけの不具合では、DND 中の乾燥許可も確認対象です。
地域に関する注意:型番末尾、電源電圧、ドックの仕様、アプリ機能、保証手続きは国・地域で異なる場合があります。地域依存の作業を行う前に、正確な型番と現地のメーカー資料を確認してください。
よくある質問
Qrevo Curv の自動乾燥がモップ洗浄後に始まらないのはなぜですか?
最初に Roborock アプリで自動乾燥がオンになっているか確認し、直前にモップ洗浄または水拭きが実際に行われたかを確認します。公式マニュアルでは、乾燥はモップ洗浄や清掃後に必要に応じて始まるとされています。モップを使っていない場合は、乾燥が始まらなくても故障とは限りません。条件がそろっている場合は、アプリの手動乾燥を一度試し、自動トリガーとドック機能を分けて判断します。
Qrevo Curv がドックを離れると乾燥が途中で止まるのは故障ですか?
Roborock は、乾燥中にロボットがドックから離れると乾燥が予定より早く終了すると記載しています。したがって、試験中に新しい清掃を開始したり、ロボットを手で取り外したりしないでください。同じ条件でロボットをドックに置いたまま完全なサイクルを再実行し、正常に終了するか確認します。離脱時だけ止まるなら、それだけでファンやヒーター故障とは判断できません。
Qrevo Curv が夜間や DND 中だけ自動乾燥しないのはなぜですか?
Qrevo Curv のマニュアルでは、DND の時間帯に乾燥を許可するかどうかを設定できます。昼間は乾燥するのに夜間だけ始まらない場合は、ドック故障と考える前に DND の時間と乾燥許可を確認してください。その後、同じ程度のモップ洗浄を DND 外で再現します。自動開始だけ不安定なら、アプリの手動乾燥を一度実行し、ドック自体が乾燥状態へ入れるかも確認すると切り分けやすくなります。
乾燥は最後まで動くのに Qrevo Curv のモップが湿っている場合は?
乾燥が開始して最後まで動いているなら、「始まらない」問題ではなく乾燥効果を確認します。Roborock は湿度が高い環境ではアプリで乾燥時間を長くすることを推奨しています。時間だけを変更し、同じようなモップ洗浄後にロボットをドックに置いたまま比較してください。延長しても湿ったままなら、使用した乾燥時間と室内湿度を記録し、ドックの性能確認としてサポートへ相談します。
Qrevo Curv の自動乾燥で Roborock サポートに連絡する目安は?
自動乾燥がオン、直前にモップ洗浄があり、ロボットがドックを離れていないのに、アプリの手動開始でも乾燥が始まらない場合はサポートへ相談します。設定画面、ドック表示、エラー内容を添えてください。手動は動くが自動だけ失敗する場合はその違いを明記します。乾燥自体は動くがモップが湿る場合は、設定時間と湿度の情報を添えると原因を切り分けやすくなります。