Qrevo Curv の「モップを洗わない」は、①洗浄サイクル自体が始まらない、②洗浄は始まるが水が少ない・汚水がうまく回収されない、③通常洗浄はできるが温水だけ使われない、の三つに分けてください。Roborock の公式 Curv マニュアルでは、モップクロスを清掃中に使用していない場合は洗浄されないこと、ロボットがドックから清掃を開始していない場合やアプリのマップ上でドックが見つからない場合は、モップ洗浄のために自動帰還しないことを明記しています。さらに、清水タンクの取り付け・補充、汚水タンクの取り付け・排水、洗浄トレイモジュールとトレイフィルターの正しい装着を確認するよう案内しています。一方、温水洗浄はアプリの Mop Washing with Hot Water という独立した設定です。したがって、温水だけ出ない状態を『Mop Wash 全体の故障』と扱ってはいけません。最も有効な試験は、正しくマップされたドックから短いモップ清掃を開始し、その後ドック上で手動 Mop Wash を一度実行することです。手動だけ成功すればマップ・開始位置・自動トリガー側、手動も失敗すればタンクやトレイ側へ絞れます。日本語の Curv 個別トラブルページが同じ内容で公開されていない部分は、正確な機種条件を Roborock 公式グローバルマニュアルから取り、Roborock Japan を地域サポート窓口として明示しています。
どの洗浄不良かを確認
- モップを実際に使った清掃後なのに、ドックで洗浄サイクルが始まらない。
- 洗浄は始まるが、清水が少ない、または汚水の回収が不十分に見える。
- ロボットがアプリのマップ上でドックを見失っている、またはドック以外から清掃を開始した。
- 通常のモップ洗浄はできるが、温水だけ使われていない。
考えやすい原因
清掃タスクでモップクロスを実際には使用していない
ドックから開始していない、またはアクティブなマップ上でドック位置を認識できていない
清水タンクが空、または正しく装着されていない
汚水タンクが満杯、または正しく装着されていない
洗浄トレイモジュールまたはトレイフィルターの装着不良
通常洗浄はできるが Hot Water 設定だけが無効
観察結果から次を決める
| 観察 | 意味 | 次の確認 |
|---|---|---|
| 吸引のみのタスク後に洗浄しない | モップ未使用なら正常な可能性がある。 | ドックから短い実際のモップ清掃を行う。 |
| マップ上のドックがない/ずれている | 自動洗浄帰還のトリガーが成立しにくい。 | アクティブマップと実際のドック位置を確認する。 |
| 手動 Mop Wash は動く | 洗浄機能は動作可能で、マップ/自動トリガーが有力。 | ドック開始のモップ清掃を同条件で再試験する。 |
| 水が出ない/汚水が抜けない | タンク・トレイ・フィルター経路を優先。 | 清水・汚水タンクと洗浄トレイを付け直す。 |
| 通常洗浄は動くが水が冷たい | 温水設定の別問題。 | Mop Washing with Hot Water をアプリで確認する。 |
この順序で確認
1. 「洗浄しない」「水の問題」「温水だけ出ない」を分ける
最初にドックの動きを観察します。洗浄サイクルも音も一切始まらないなら、モップ使用条件、清掃開始位置、マップとドック認識を優先します。洗浄サイクルは始まるのに水が少ない、または汚水が残るなら清水・汚水タンクやトレイの経路へ進みます。通常の洗浄が最後まで動き、モップも洗えるのに水だけ冷たい場合は Hot Water の別設定です。この分類をしないと、単なる温水設定をポンプ故障と誤認したり、モップを使っていないタスクをドック故障の証拠にしてしまいます。
2. モップクロスを実際に使用したタスクで試す
Curv のマニュアルには、モップクロスが使用されていなければ洗浄されないと明記されています。そこで吸引のみではなく、短いモップ清掃または吸引+モップを選び、アプリ上でもモップ機能が有効であることを確認します。実際に床を拭く区間を作り、その後の帰還を観察してください。この条件で洗浄が始まるなら、以前の吸引のみタスクで洗わなかったことは正常な条件であり、ポンプや水タンク故障の証拠ではありません。マップを削除する前に、まず正しいタスクで比較してください。
3. ドックから開始し、マップ上のドック位置を確認する
Roborock は、ロボットがドックから清掃を開始していない場合、またはアプリのマップ上でドックが見つからない場合、モップ洗浄のため自動帰還しないとしています。ロボットを正しくドックし、現在使っているマップにドックの位置が実際と合って表示されているか確認し、その状態からタスクを開始します。試験中はドックを動かしません。物理的にドックを移動した直後なら、まずマップと位置の不一致を解消してください。位置が不安定なままでは、洗浄機構ではなくナビゲーションを試していることになります。
4. 清水タンクを補充し、完全に付け直す
清水タンクを一度取り外し、水量を確認してから奥まで正しく戻します。Curv の公式 Unable to Wash 条件には、清水タンクの位置確認と必要に応じた補充が含まれています。ユーザーが触れられる接触面や取り付け位置だけを確認し、ドック内部の給水口へ直接水を注がないでください。見た目では正常でも、一度外して正しく再装着することで取り付け状態を除外できます。その後は他の条件を変えず、一回だけ洗浄を試して結果を比較します。
5. 汚水タンクを空にし、正しく付け直す
汚水タンクを空にして、ドックへ正しく戻します。Roborock は汚水タンクの設置や排水も Mop Wash 不良の確認項目として挙げています。手で触れられる取り付け部分に髪やゴミがあれば除去しますが、バルブやポンプを分解しないでください。特に洗浄トレイへ水は入るのに回収されにくい場合、この確認の優先度が上がります。再装着後は、単にモーターが鳴ったかではなく、洗浄から汚水回収まで一連のサイクルが完了するかを見ます。
6. 洗浄トレイモジュールとフィルターを確認する
洗浄トレイモジュールとトレイフィルターを確認します。Curv のマニュアルは、この二つが正しく取り付けられていることを条件として明記しています。髪、泥、固まった汚れなど見える範囲を通常のユーザーメンテナンスで取り除き、それぞれを浮きやずれがないように戻してください。タンクが正常でも、トレイやフィルターが正しく座っていないと洗浄サイクルに影響する可能性があります。ポンプ孔や加熱部へ工具を入れず、着脱可能な部品だけで診断します。
7. 手動 Mop Wash で自動トリガーと洗浄機能を分ける
ロボットを正しくドックした状態で、アプリまたはドックの対応操作から手動 Mop Wash を一度開始します。手動洗浄は正常なのに、実際のモップ清掃後だけ自動帰還・洗浄が起こらないなら、ドック位置、マップ、開始条件、自動トリガーを重点的に見ます。手動も開始しない場合は、清水・汚水タンク、トレイ、フィルターを確認済みであることと、マップ・ドック表示を記録してサポートへ進みます。温水だけが出ないケースは別です。通常洗浄が動くなら Hot Water 設定を先に確認してください。
モップを実際に使用し、正しくマップされたドックからタスクを開始し、清水・汚水タンク、洗浄トレイ、フィルターを正しく装着しても、手動 Mop Wash まで開始しない場合は Roborock へ相談してください。マップ、ドック状態、タンクとトレイの写真を送ります。ポンプ、ヒーター、内部配管は分解しないでください。
メーカー公式情報
Roborock Qrevo Curv – 公式グローバルユーザーマニュアル
Qrevo Curv の正確な Mop Wash 条件は Roborock 公式グローバル Curv マニュアルを基準にしています。モップ使用、ドック開始、マップ上のドック、清水・汚水タンク、洗浄トレイ/フィルターが明記され、温水洗浄は別設定です。日本語の個別記事が同等の粒度でない部分はグローバル公式資料を使い、Roborock Japan を地域窓口として明示します。
地域に関する注意:型番末尾、電源電圧、ドックの仕様、アプリ機能、保証手続きは国・地域で異なる場合があります。地域依存の作業を行う前に、正確な型番と現地のメーカー資料を確認してください。
よくある質問
吸引だけしたあとに Qrevo Curv がモップを洗わないのは故障ですか?
故障とは限りません。Roborock は、モップクロスを清掃中に使用していなければ洗浄しないと明記しています。Mop Wash を正しく試すには、ドック上から短いモップ清掃または吸引+モップを開始し、実際にモップを使ってから自動帰還させてください。その条件で洗浄が始まるなら、以前の吸引のみタスクはポンプやドック故障を示す試験ではありませんでした。
マップ上のドック位置がずれていると Mop Wash に影響しますか?
はい。Curv の公式マニュアルでは、ロボットがドックから開始していない場合や、アプリのマップ上でドックが見つからない場合は、モップ洗浄のために自動帰還しないとしています。手動 Mop Wash は動くのに自動帰還だけ失敗する場合、給水よりマップや開始条件が有力です。ドックを動かさず、正しいアクティブマップから再試験してください。
モップ洗浄が始まらないとき、どちらの水タンクを確認しますか?
両方です。清水タンクは十分な水量と正しい装着を確認し、汚水タンクは空にして正しく戻します。Roborock は Unable to Wash の確認項目として両方を挙げています。一度に多くの設定を変えず、タンクを一つずつ付け直して再試験すると、どの状態がサイクルを妨げていたかを判断しやすくなります。
水が熱くない場合も Mop Wash 全体の故障ですか?
いいえ。Qrevo Curv では Mop Washing with Hot Water が独立したアプリ設定です。通常の洗浄が始まり、水が流れてモップが洗えているのに温度だけ低いなら、まずこの設定を確認します。公式マニュアルも温水で洗えないケースを通常の『モップを洗えない』ケースと分けています。水が冷たいだけで自動トリガーやポンプ全体の故障とは判断しないでください。
どの時点で Roborock サポートへ相談すべきですか?
実際にモップを使ったタスクを正しいドックから開始し、マップ上のドックも正しく、清水・汚水タンク、洗浄トレイ、フィルターを確認しても、手動 Mop Wash まで始まらない場合は相談の目安です。マップのスクリーンショット、ドック表示、タンクやトレイの写真を用意してください。ポンプ、ヒーター、内部配管の分解はユーザー診断の範囲外です。